大連昭和巨坤精工有限公司
メール : zhjk@jukungroup.com
住 所 : 大連開発區(qū)鉄山東路129號
〒 : 116600
T E L : 86-411-39263312
F A X : 86-411-39268817
加工しやすい炭素繊維
東レ子會社の一村産業(yè)(金沢市)は14日までに、赤外線などで熱を加えると軟らかくなり、高速のプレス成形が可能になる炭素繊維のシートを開発した。成形にかかる時間を大幅に短縮することができ、コスト削減につながる。自動車や攜帯電話、タブレット端末の部品など量産品への応用を見込む。
開発したのは炭素繊維織物に、熱を加えると軟らかくなる「熱可塑(かそ)性」の樹脂を含ませた板狀のシート。複雑な形をした部品も分単位での高速プレス成形が可能になるという。國內(nèi)初となる1メートル角の大型シートを完成させた。
炭素繊維複合材は現(xiàn)在、熱を加えると硬くなる「熱硬化性」の樹脂を使った商材が航空機(jī)部品などに使われている。ただ、熱硬化性は成形に時間がかかるため量産品への応用が難しく、成形の短縮につながる熱可塑性の技術(shù)開発が課題となっていた。
昨年度半ばから、企業(yè)16社、大學(xué)、工業(yè)試験場9機(jī)関に約1千平方メートルをサンプル出荷しており、今年度は約2萬平方メートルの出荷を計畫する。ロボット、機(jī)械部品やスポーツ用品などへの展開も図る。需要動向を見極めながら、大型設(shè)備の導(dǎo)入や新工場建設(shè)も視野に入れているという。
?。保慈?、金沢市のANAクラウンプラザホテル金沢で會見した石井銀二郎社長は「メーカーとの共同開発を進(jìn)め、早期の実用化を目指したい」と語った。